ワンルームマンション投資は、初期投資が比較的低く、安定した賃料収入が期待できることから、人気の高い不動産投資の選択肢の1つです。
しかし、実際のところ儲からないケースも多いのが現状です。
ワンルームマンション投資が儲からない主な3つの理由をご紹介するとともに、成功事例や後悔しない投資方法についても解説していきます。
ワンルームマンション投資を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
ワンルームマンション投資が儲からない理由3選
不動産投資でワンルーム投資は儲からないと言われていることが多いですが、理由を3つあげていきます。
不動産投資は現物の為手間がかかるから
いざ不動産投資をしようと思うと、行動すべきことがたくさんあります。
・不動産会社に出向く
・物件を見に行く
・物件を探す
・ローンの為に役所に住民票などを取りに行く
・契約書等膨大な種類の署名捺印
・銀行への申し込み・面談
購入後は、
・不動産取得税・固定資産税の払い込み
・確定申告
・(空室になったら)空室管理・募集等
必ずしもすべて必要ではなく、委任したり、業者任せにすることもできますが、
株式や投資信託をインターネットで購入して投資を始めるよりもずっとずっと手間がかかります。
そのため、こんなに手間がかかる割に儲からない・・・と思う人も多いのでしょう。
ワンルームマンション投資は初心者が多いから
ワンルーム投資は悪い不動産業者に勧められるがままに購入してしまう人も多いようです。
儲かると言われ、言われるがままに手続きして購入したのに、毎月給与から手出し(赤字)がある。
節税効果もあると言われたものの、数年後からは期待したほどでもない。
そんな不動産投資初心者さんたちが少しかじってみて、
実際はそんなに儲からなかったということが多発しているせいもあり、
「ワンルーム投資は儲からない」「ワンルームマンション投資は損をする」
という結論に至っているケースが多いです。
単純に、もっと勉強してからやりましょう。って話です。
ワンルーム投資は大きく儲からないから
ワンルーム投資の金額帯って東京23区で平成築の物件だと700万円~3000万円くらいが多いです。
一棟マンション、一棟アパートだと2000万円~何億円という金額になります。
投資金額の規模が違うので、一棟マンションを買う方が、月額収入も多いことがわかりますね。
これがワンルームマンション投資が大きく儲からないと言われる理由でもあります。
いきなりがっつりたくさん稼ぎたくて、資金に余裕があって、勉強もたくさんしたぞ!という方は
ワンルームマンションではなく、
一棟マンション、一棟アパート購入したほうが、資産形成も早いことは確実です。
ただし、リスクもその分増えます。
ワンルームマンション投資の成功率は?
ワンルームマンション投資の成功率については、いくつかの調査結果があります。
株式会社TOCHUの調査によると、ワンルームマンション投資の成功率は16%だそうです。
長期保有している人は多いですが、投資を始めた人が売却まで行っていないことが要因です。
私はワンルームマンションを売却までして、成功したと感じますが、
老後の資産形成でお持ちの方は、まだ保有し続けている人の方が多いでしょう。
ワンルームマンションの成功は何をもって成功と言えるのかがポイントとなってきますが、
短期では利益は出づらく、長期的な目線で見ることが大切です。
ワンルームマンション投資の成功率を上げる方法
ワンルームマンションって全然成功しないじゃないか!と思ったかもしれませんが、
物件を保有していてまだ成功とも失敗とも言えない人も多いです。
ワンルームマンション投資の成功率を少しでも上げる方法を下記に書いていきます。
自己資金を入れる
最近は銀行融資も厳しいようで、フル―ローン、オーバーローンではなかなか組めなくなってきたようですが、
それでも属性の良い方はフルローンで物件を購入しがちです。
確かに、手出しなしで物件を購入できることは良いのですが、
それはリスクを大きくすることと同じです。
自己資金を多めに入れることによって、キャッシュフローが改善されます。
いきなりマイナススタートになるような物件は避け、自己資金を入れてプラスでスタートできるようにしましょう。
セミナーや相談会に多く足を運ぶ
たくさんの人の意見に触れましょう。
業者のセミナーばっかりいってるともしかしたら激しい売り込みに負けてしまうかもしれません。
そんなときは大家さんが集まる会に出席するのもいいでしょう。
実際の成功者の声を聴くことによってイメージがわきます。
成功者の書籍を読む
インターネット上にはたくさんの情報がありますが、
本気でやるなら書籍化された人の声も多少頭に入れましょう。
初心者がインターネット上から正しい情報を取ってくるのは難しいからです。
書籍もいろんな主張をする方が多く、混乱することもあるでしょうが、
実際に不動産投資をやっている方で成功している方の本を読むことが大切です。
物件選定を間違えない
・賃貸需要のあるエリアを選びましょう
ど田舎で家を借りる人がいないエリアに物件を買っても儲かりません。
・収支のバランスの取れる、自分の手法にあった物件を選びましょう
どんな金額で、どんな場所にあり、どのくらいの広さの物件で、どのくらいの築年数の物件を買うか…
収入-経費がプラスになり、かつ、リスクも少ない(最悪空室になっても自分の給与で支払いできる)程度の
物件を選んで、あまりストレスにならないように心がけましょう。
自分の身の丈にあわないことをすると疲れます。続きません。
新築のワンルームマンション投資は儲からない!
これは断言できます。
儲かるのは販売した会社だけです。
新築ワンルームマンションはお金持ちが節税対策で買うものです。
これから投資して、少しでもお金が増えたらいいなぁと思っている人が買うものではありません。
毎月家賃ー諸経費(ローン返済・管理費・修繕積立金・税金等)=プラス (【キャッシュフローがプラス】といいます)
となる物件を買いましょう。
新築ワンルームマンションは価格が高いのでローン組んだ時点でキャッシュフローがマイナスになります。
しっかり勉強してから不動産投資に参入しましょう!
私はワンルームマンション投資やってよかった
ワンルームマンション投資を10年続けた私がやってよかったと思う点をご紹介します。
- 初期投資が少なくてよい:ワンルームマンションは、他の不動産投資と比較して初期投資が低く抑えられるため、不動産投資初心者にも手が出しやすいです。
- 安定した収入源:賃貸需要が高い地域では、安定した収入を見込むことができます。特に都心部では空室リスクが低く、継続的な賃貸収入が期待できます。
- 将来の金銭的不安を取り除いてくれる:老後の金銭的不安や物価の上昇に対する対策として、ワンルームマンション投資は有効です。安定した収入源を確保することで、将来にわたって経済的な安心感を得ることができます。ローンを返済しているうちは生活に大した影響はないのですが、ローンを完済すると収入として成り立ってくれるので、少しだけ生活に余裕ができますよ。
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ワンルームマンション投資が儲からない理由のまとめ
ワンルームマンション投資は、初期投資が比較的低く、安定した賃料収入が期待できることから人気の高い不動産投資の選択肢です。
しかし、実際のところ儲からないケースも多いのが現状です。
ワンルームマンション投資が儲からない主な3つの理由は、手間が多い、初心者が多い、安定しているが大きく儲からないからです。
一方で、適切な物件選定と管理を行えば、安定した収益を得られる可能性もあります。
成功事例としては、立地条件の良い物件を見極め、適切な価格と賃料設定と入居者管理を行った結果、上げ相場で売り抜けられたことがあげられます。
ワンルームマンション投資を検討されている方は、このような成功のポイントを参考にしつつ、リスクにも十分注意を払って始めてみてくださいね。