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不動産屋が一番嫌がることは?不動産屋の態度が悪いのはなぜ?逆に不動産屋に好かれる客も解説!

2024-01-19

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不動産屋が最も嫌うのは、

詳細な説明を求めながらも最終的に契約に至らない客です。

しかし、一体何が不動産屋の神経を逆なでしているのでしょうか?

また、その理由とは裏腹に、実は不動産屋から好かれる顧客にも特徴があります。

今回はこの秘密を解き明かし、円滑な不動産取引へのアプローチを探ります。

 

不動産屋が一番嫌がることとは?

不動産屋が一番嫌がることは、

「詳細な説明を求めながらも最終的に契約に至らない」ことです。

不動産仲介をメインに行っている会社は「仲介手数料」で利益を出しているので、

成約しないと儲かりません。

時間ばかり取られて最終的に契約しないと、儲けがないためです。

 

その他にも、

「不正確な情報を提供すること」や「隠しておくこと」も嫌います。

不動産業界では信頼性と透明性が重要視されており、

正確な情報を提供することが求められます。

 

例えば不動産売却においては、

不動産屋が嫌がることの一つとして、

物件の状態や欠陥についての隠蔽や虚偽の情報提供があります。

買主の信頼を損なうだけでなく、法的なトラブルの原因にもなりかねません。

また、買主が物件を購入した後に発生する問題やクレームにも関与することを避けたいという不動産屋の意識もあります。

そのため、正確で真実味のある情報提供は、不動産業界において非常に重要な要素となっています。

 

情報をクレクレと言ってくるが、自分の情報は隠しておくクレクレ君も好きではありません。

見込み客だと思われないと相手にされないこともあります。

 

不動産屋が嫌がるクレームはどんなクレーム?

不動産屋が特に嫌がるクレームには、次のようなものがあります。

  1. 物件の状態に関するクレーム:
    • 建物の隠れた欠陥や修理が必要な問題が発見された場合。
    • 物件の実際の状況が広告や説明と異なる場合。
  2. 契約違反に関するクレーム:
    • 契約内容に記載された事項が不履行であるとされる場合。
    • 契約書に記載されていない条件について主張された場合。
  3. 騒音や近隣トラブルに関するクレーム:
    • 物件の周辺環境の騒音や問題点が事前に説明されなかった場合。
    • 近隣住民とのトラブルが生じたときに、事前の情報提供に不備があったとされるケース。
  4. 金銭的な問題に関するクレーム:
    • 購入後に追加費用が発生し、それが予め説明されていなかった場合。
    • 家賃や管理費、修繕積立金の計算や徴収に誤りがあったという場合。

これらのクレームは、不動産屋にとって時間と労力のかかる対応を強いられるだけでなく、

業界全体の信頼を損なう可能性があるため、特に避けたいものです。

また、クレームを適切に解決できない場合、

法的な問題に発展するリスクもあるため上記のような時間ばかりかかるクレームを嫌います。。

 

*不動産業界で大変なことの解説はこちら

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参考不動産業界はやめとけ?不動産屋で働いてわかったことと向いてる人と向いていない人を解説!

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不動産屋の態度が悪いのはなぜ?

不動産屋の態度が悪いと感じられる理由にはいくつかの可能性が考えられます。

しかし、これは全ての不動産屋に当てはまるわけではなく、ケースバイケースです。

以下に、理由をいくつか書いてみます。

 

プレッシャーとストレス

不動産業界は競争が激しく、プレッシャーが高い環境です。

目標達成のための厳しい売上圧力により、社員がストレスを感じやすいです。

どこの業界でも同じですが、サービス業である以上、人としてある程度の態度で臨まないといけないと思いますが。。。

 

多忙な業務

顧客対応だけでなく、書類作業、物件の管理、広告の更新など、

同時に多くの業務をこなさなければならないため、

時には疲れてイライラしてしまうこともあるでしょう。

同時進行で作業をしているときに顧客に話かけられるとないがしろにされてしまうことがあるようです。

 

スキルや経験不足

新人や研修を受けていない社員は、質問に対する適切な対応や問題解決能力が不足している可能性があり、

その結果、態度が悪く見えることがあります。

中途採用で入ってくる子が多い不動産屋は態度の悪い人にあたるケースが多いのかもしれません。

 

コミュニケーションの問題

意思疎通がうまくいかないことも、態度が悪いと感じられる原因の一つです。

両方の期待値が一致していない場合、意図せずに不愉快な印象を与えてしまうことがあります。

 

 

これらのどの要因も一般的な状況として考えられますが、

実際にはその不動産屋とそのスタッフ個人に特有の理由があるかもしれません。

 

不動産屋に好かれるお客さんはどんな人?

不動産屋に好かれるお客さんには、以下のような特徴があります。

逆に言うと、このお客さんのために頑張ろうと思える人の特徴です。

不動産屋を味方につければ、物件探し、物件売却もうまくいくでしょう!

 

明確なニーズと予算を伝えること

自分の希望する物件の条件と予算について明確にしているお客さんは、

不動産屋から好まれます。

かといって、市場に対してあまりにもかけ離れた条件を提示すると相手にされません。

市場の動向を理解し、現実的な期待値を持っているお客さんは、

無理な要求をせず、スムーズな取引に繋がるため、不動産屋から好まれる傾向にあります。

そのためには、事前のリサーチと準備が大切です。

 

誠実で礼儀正しい態度

どの業界でも共通ですが、誠実で礼儀正しい対応は良い関係を築く基本です。

挨拶や感謝の言葉を忘れずに、

また約束の時間を守るなどの一般的な礼儀を大切にすることが重要です。

 

コミュニケーションがしっかりとれる

質問や要望、不明点についてはっきりと伝えられるお客さんは、

取引がスムーズに進むため好まれます。

逆に不動産屋からの質問にもきちんと答えることで信頼関係が築かれます。

不動産を買ったり、借りたりする際は年収など中にはプライベートな質問も含まれますが、

包み隠さず伝えた方がより好まれるお客さんになります。

 

迅速なレスポンス

メールや電話での返信が速いお客さんは、進捗がスムーズになり、

不動産屋としては非常に助かります。

返答が遅いと、ほかの業者に行ったかな?とかもう連絡ないから他の方を案内しようと思われます。

 

柔軟性がある

物件探しや取引過程で予期せぬことが起こることもありますが、

突発的に起きたことに対して柔軟に対応できるお客さんは好感が持たれます。

一番多いのは、見学しようとしていた物件が他のお客さんに取られることです。

 

上記の特徴を持つお客さんは、不動産屋にとって取引がしやすく、

長期的な良好な関係を築くための基盤となることが期待されます。

 

ダメな不動産屋はどんな店?

ダメな不動産屋は、お客さんのニーズを無視して自己の利益のみを優先するタイプの店です。

お客さんに最適な物件提案ができるはずなのに、

仲介手数料がより高い物件をおすすめとして紹介してしまうようなことをする会社は要注意です。

しっかり条件提示してもあまりにもかけ離れた物件を紹介されるようなら不動産を変えるべきでしょう。

 

また、契約の際に隠れたコストを後出しする、追加の手数料を要求するなど、

費用に関する説明が不明瞭で信頼性に欠けます。

さらに、物件の欠点を隠したり、過度なセールスを行ったりすることもあります。

お客さんからの問い合わせに対する対応が遅かったり、

アフターサービスが不充分だったりすることも問題となることが多いです。

こんな不動産屋は避け、信頼できる業者を探すことが重要です。

 

 

まとめ

不動産屋が最も嫌がることは、

「詳細な説明を求めながらも最終的に契約に至らない」顧客、

「不正確な情報を提供すること」や「情報を隠しておくこと」です。

その一方で、不動産屋の態度が悪い理由には、

顧客とのコミュニケーションがうまく取れていないことや、

業務過多によるストレスが考えられます。

反対に、不動産屋に好かれる顧客は、きちんとした準備と明確な要望を持ち、

尊敬と感謝の態度を示す人です。

両者が望ましい関係を築くことで、スムーズで気持ちの良い不動産取引が行われます。

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