壁付けキッチンでは、電子レンジの置き場所に悩むことがありますが、
スペースの確保と安全性を考慮して、通気性の良い場所に設置することが重要です。
例えば、頑丈なスチールラックや棚を利用して、
電子レンジをキッチンの使いやすい位置に配置する方法があります。
この記事では、壁付けキッチンでの電子レンジや冷蔵庫の配置アイデアを紹介します。
我が家の実例を交えながら、スペースを最大限に活用するコツをお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
壁付けキッチンの電子レンジ置き場はどこ?
壁付けキッチンでは、限られたスペースを最大限に活用するために、電子レンジの配置に工夫が必要です。
ここでは、電子レンジを置く場所のアイデアと注意点を紹介します。
レンジラックを置く
キャビネットの上や、他の調理器具の上に設置することで、カウンタースペースを節約できます。
キッチンカウンターを設置してキャビネット内へ
キッチンカウンターを設置して、キャビネット内に電子レンジを収納する。
我が家は小さい子供がいたので、上にあげるためにこの方法はなしにしました。
冷蔵庫の上
冷蔵庫もレンジも小さい場合は可能ですが、
ファミリータイプの場合、冷蔵庫の背が高いので難しいかもしれません。
通常は使われない「デッドスペース」を利用できるのはいいですよね。
配置時の注意点としては、電子レンジの周りに十分な隙間を確保する必要があります。
背面が壁に接している場合は問題ありませんが、ガラスなどの場合は特に注意が必要です。
カウンターのスペースは、理想的には55-60cmの奥行きが必要です。
右側に壁がある場合、側面が開くタイプの電子レンジやオーブンレンジの動きが制限されることがあります。
電子レンジの配置には、キッチンのスペースや使い勝手を考慮することが大切です。
電子レンジを置くのに使いやすい高さは?
電子レンジをキッチンに設置する際、使いやすさを考慮した高さの選択が重要です。
電子レンジの最適な設置高さは下記を参考にしてみてください。
カウンタートップとあわせる
キッチンカウンターの平均高さは約85-90cmです。
電子レンジをこの高さに合わせて設置することで、電子レンジから物を取り出す際に安全で使いやすくなります。
推奨される高さ
炊飯器はお米をすくう動作を考慮して床から約85cmの高さに設置することが推奨されます。
電子レンジやケトルは上下の動きがないため、床から約95cmの高さに設置することが推奨されます。
シンクやコンロの近くに置く
電子レンジをシンクやコンロの近くに設置することで、キッチン内の作業効率が向上し、使いやすさが増します。
レイアウトや高さを考慮することが重要です。
電子レンジの置き場を決めるときの工夫は?
電子レンジの置き場を決める際には、使い勝手や安全性、キッチンのスペースの有効活用など、いくつかのポイントを考慮することが重要です。
ここでは、電子レンジの置き場を決める際の工夫について紹介します。
配線と動線を考える
電子レンジを設置する際は、配線の長さやコンセントの位置、キッチン内の動線を考慮することが大切です。
使いやすい位置に電子レンジを設置することで、キッチン作業の効率が向上します。
家事の効率的な配置と安全性
電子レンジの置き場所を決める際には、効率的な配置と安全性に留意することが重要です。
例えば、高すぎると取り出しにくくなり、低すぎると子供が触れやすくなるため、適切な高さの選定が必要です。
サイズと重量を考える
電子レンジのサイズと重量を考慮して、水平で安定した場所に設置することが事故を防ぐ上で重要です。
また、熱による周囲の環境への影響も考慮する必要があるので、ガスコンロに近すぎない方が良いでしょう。
収納とインテリアの工夫
電子レンジの上や横に十分なスペースを確保することが大切です。
無印良品やIKEAの頑丈なスチールラックや棚を使用して、
電子レンジのための理想的なスペースを作り出し、キッチンに温かみとインテリアの魅力を加えることができます。
電子レンジの置き場を決める際には、上記のポイントを参考にして、使い勝手の良い、安全で効率的なキッチン環境を整えましょう。
壁付けキッチンで冷蔵庫が置けない?
壁付けキッチンでは、スペースの制約や配置の自由度が限られることがありますが、冷蔵庫を上手に配置するための工夫がいくつかあります。
キッチンでの効率的な作業を実現するためには、冷蔵庫、シンク、コンロの配置が重要です。
3点を結んだ想像上の三角形を「ワークトライアングル」と呼び、キッチン内の動線を最適化するための基本的な考え方です。
このトライアングルを形成することで、調理中の無駄な動きを減らし、より効率的で快適なキッチンワークを実現することができます。
ワークトライアングルを形成する3点の総距離は、360cmから600cmが理想とされています。
シンクとコンロの間は120-180cm、シンクと冷蔵庫の間は120-210cm、コンロと冷蔵庫の間は120-270cmが理想的です。
キッチンをリノベーションする際や新しく家を建てる際には、
この「ワークトライアングル」の考え方を取り入れることで、より使いやすいキッチンを設計することができます。
そのうえで、壁付けキッチンの冷蔵庫置き場について考えてみましょう。
考えるポイントをあげてみます。
冷蔵庫用の電源コンセントの位置から考える
壁付けキッチンでは、冷蔵庫の背面もどこか別の壁に向けて配置します。
電源コンセントが近くにあるはずなので、コンセント近くが冷蔵庫置き場になってしまうことが多いです。
開閉方向を考える
既存の冷蔵庫を使う場合には、冷蔵庫の扉の開く方向にも注意しましょう。
引越しに伴い冷蔵庫を変える場合は注意しましょう。
壁付けキッチンの場合、冷蔵庫の開閉方向は、
リビング・ダイニングエリアからの流れや調理中の動線を優先するかによって異なります。
我が家はどちらかというとダイニングからの方が開閉しやすい方向に冷蔵庫の扉が向いています。
(キッチンからは取り出しにくいですが、慣れですね)
充分なスペースの確保ができるか
冷蔵庫をおいて、かつ取り出しのためのスペースが確保できるか考えてみましょう。
電源やアースが届くかもチェックしておきましょう。
我が家の壁付けキッチンの家電配置・キッチンレイアウト紹介!
壁付けキッチンは、限られたスペースを最大限に活用しながら、機能的かつスタイリッシュな空間を作り出すことができます。
実際の家電配置やレイアウトのアイデアを紹介します。
我が家の壁付けキッチンは240cmで、キッチンの左右にはスペースがないです。
ですので、壁付けキッチンに対して、45度傾けた角度に電子レンジ等のラックを置いて、
その横に、冷蔵庫の電源があったので、冷蔵庫を配置しています。
ちなみにオーブントースターは持っていません。(トーストは魚焼きグリル)
壁付けキッチンのレイアウト実例↓
一番手前側にテーブルと椅子が見えるのですが、ダイニングテーブルまではわずか数歩です。
電子レンジなどの家電の置き場所も大切ですが、
ゴミ箱の配置の方がもっと大事です!
我が家は、ゴミ箱の配置を先に考えました。
自治体によっては、ゴミを細かく分別しなくてはならずに大変だと聞いています。。
我が家は、プラごみ・紙ごみ・その他のゴミ(生ごみ等)の3種類にわけています。
壁付けキッチンのレイアウト
冷蔵庫と電子レンジは隣においてあります。
ダイニングテーブルもすぐちかく。
カウンターがなくても、ダイニングテーブルがカウンターのかわりです。
キッチンから2歩でテーブルにお皿が運べます。
冷蔵庫からお惣菜を出すだけなら、1歩。
壁付けキッチンの目隠しカウンターは買うのをやめました
当初、どうしてもカウンターキッチンが良かったので、
壁付けキッチンから振り返ったところに目隠しカウンターを設置しようと思っていました。
カウンター自体で旦那さんが一人遅い日にご飯を食べたり、
収納したりと、1台で2役以上をこなせればよいかなぁとも思いましたが、リビングダイニングが狭くなるので、やめました。
何か作業したい場合は、ダイニングテーブルをカウンターかわりにしています。
キッチンからダイニングテーブルまで距離が近ければ、スぺパ(スペースパフォーマンス)があがりますよね!
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壁付けキッチンの収納はどうしてる?
壁付けキッチンはスペースを有効活用しながら、スタイリッシュな空間を作り出すことができますが、収納には少し工夫が必要です。
ここでは、壁付けキッチンの収納アイデアについて紹介します。
アンティーク家具を活用
アンティーク家具をキッチン収納として活用することで、機能性とデザイン性を兼ね備えた空間を作り出すことができます。
カウンター兼用ダイニングテーブル
カウンターを兼ねたダイニングテーブルを設置することで、スペースを有効活用しつつ、収納スペースも確保できます。
これらのアイデアを参考に、あなたの壁付けキッチンの収納を工夫してみてはいかがでしょうか?
スペースを有効活用しながら、おしゃれで機能的なキッチンを実現しましょう!
ちなみに、我が家はキッチンが240cmあり、上にも吊戸棚があるので、収納力抜群!
食器棚は持っておらず、キッチンの水道の下の引き出しにすべての食器を収納しています。
まとめ
壁付けキッチンでの電子レンジや冷蔵庫の配置は、キッチンの使い勝手を左右する重要なポイントです。
電子レンジの置き場所には、スペースの確保、置く高さ、キッチン雑貨との調和の3つのポイントがあり、実例を紹介しました。
また、冷蔵庫の配置は「ワークトライアングル」を考慮し、使い勝手を良くすることが重要とされています。
この記事では、そんな壁付けキッチンでの家電配置のコツと、我が家の配置紹介を通じて、スペースを有効活用しつつ、機能的かつスタイリッシュなキッチン作りのヒントを提供しています。
これらのポイントを押さえることで、限られたスペースでも快適に、そして美しくキッチンを整えることができるでしょう。