このページでは、賃貸のあらゆる場面で出てくる用語解説をします。
保証会社と管理会社の違いとは?
保証会社は連帯保証人をたてる代わりに、保証会社に加入すればいいよ~というものです。
一定の手数料がかかりますが、入居者にとっては、連帯保証人にお願いをしなくて良い、というメリットがあります。
晩婚化している昨今、家を借りようと思ったら両親が退職していて、年金以外の収入がなく連帯保証人とみなされないため、
連帯保証人が見つからない!なんて場合に、便利なのです。
しかし、管理会社・大家さんにとってはもっと有難い会社です。
保証会社に加入してもらえると、仮に入居者さんが滞納をしても、保証会社に連絡すれば、
保証会社が督促をしてくれます。
つまり、管理会社の仕事が減るのです。
こうした理由から、このマンションに入居する場合は、連帯保証人はいらないので、
「保証会社加入必須です」というところが増えています。
保証会社の主な仕事の一つは、督促と滞納家賃回収です。
普通の人は家賃払わない人なんているの?とお思いでしょうが、うっかり忘れた方含めると
全体の10%くらいは滞納します。(ほんと仕事増えるからちゃんと払って、と思ってます)
まとめ
- 保証会社は連帯保証人の代わり(手数料がかかる)
- 保証会社は家賃回収を専門でやっている
- 管理会社は家賃回収業務を保証会社に依頼している
オーナー(=大家)と管理会社の違いとは?
・オーナーとは英語でowner 不動産業界用語の場合、物件の所有者(持ち主)を表します。
・大家、大家さんとはこれを日本語で言ったもの。なので物件の所有者(持ち主)のことです。
・管理会社は、オーナー(大家さん)に依頼されて、物件(マンション)の管理を任された会社です。
管理会社の詳しい仕事内容はこちら→賃貸不動産管理会社の仕事内容とは?クレームがきついって本当?
オーナー(=大家)----------管理委託契約------------管理会社
という構図になるのです。
良い不動産会社の見分け方とは?
不動産投資会社の良し悪しを見分ける方法はあるのでしょうか。
正直不動産業者でも、内部事情の細かいところまでは、違いが分かりません。
明らかに反社会的勢力との付き合いがある、とかそういったところでなければ、付き合っていかなければわかりません。
これから不動産投資を始めるなら、まずは「100件の不動産を見る」とことを始めてみてはいかがでしょう。
当然「資料請求」や「現地視察」などでいろんな不動産屋さんやいろんな担当者さんと出会い、
コミュニケーションを取る事になります。
すると、電話応対、時間通りに来るか、接客態度等を目に触れることになります。
もちろん、その会社の社員はその人だけではないと思いますが、会社の代表として来ている以上、
出会った人で判断するしかないです。
変にカッコ付けようとせず、「これから不動産投資を始めたい」「今はまだ勉強中」という事を素直に伝えて、
いろんな質問をしてみましょう。
良い不動産屋さん(担当者さん)なら、親身になって色々教えてくれるでしょう。
悪い不動産屋さんなら、とにかくスグに買わせようとする(自社商品を猛プッシュしてくる)か、鼻で笑って相手にしてくれないのですぐ分かります。
相手のことを考えたらもっと違う物件があるかもしれないとか、質問がないか聞き続けて下さったり、良い不動産屋さんは本当に面倒見が良いです。
他には「大家の会」などを探して、実践している不動産投資家の先輩方から評判の良い不動産屋さんを教えて貰うのも良いかもしれません。
不動産屋さんはあなたがスタートする不動産投資チームのチームメンバーの一員になります。
自分自身が「面接官」になって、是非良いメンバーを見つけられるよう頑張って下さいね。
まとめポイント
良い不動産会社の見分け方をインターネットで調べるくらいなら、
実際に物件を見に行って、たくさんの営業マンに会おう