色々調べてどうやら不動産投資は儲かりそうだということがわかったが、いざ、始めようと思ったら
ローン組んだりして、もし失敗したら・・・なんて思うと怖くなって、やっぱりできなくなったりしませんか?
正しい知識とリスクの把握をすれば、そんなに恐れるものではありません。
なぜ不動産投資をみんなしないのか?
詐欺やトラブルが怖いから
結論:怖いなら勉強すればいい。
不動産投資を始めるぞ!と思っても、もし銀行からお金を借りて「ローン払い」にして、
払いきれなくて自己破産しないかの不安が勝ってしまうかたもいるのでは?
また、購入した不動産が地震でなくなったら?賃借人がトラブルメーカーだったら?等悩みは尽きません。
そのほかに、やろうと思って、知識は集めても初めの一歩を踏み出せない人が99パーセント以上です。
踏み出してみると以外に簡単だって事は世の中にたーくさんあります。
知識不足で最初の一歩を踏み間違えるとなかなかリカバリーが難しいです。
やりたくても資金が無いから
小さな区分所有物件(マンション)なら現金でも買えるものがありますが、 1棟ものとなると物件価格は数千万円~億はします。
最近の金融情勢では頭金〇割必要など、まとまった資金が必要です。
コツコツ貯めたまとめたお金が一気になるくなることは勇気がいるものです。
動く金額が大きいだけに、失敗すれば人生を棒にふる場合もあり、
それを考えると最後の一歩が踏み出せないのではないかと思います。
不動産投資の勉強をしっかりして、何が知識として必要なのか、整理しましょう。
不動産の知識とは、建物構造や素材、リフォーム方法、法律知識、税金の知識など、 です。
バブル崩壊後の不動産は悪のイメージ
現在の30代以下でバブル期の記憶が鮮明にある方はあまりもういないと思いますが、
不動産はバブル期に高騰し続け、その後下落に転じ、痛い目にあった人がたくさんいました。
戦後からバブル崩壊まで、日本には土地神話という不動産は 値下がりせず、
上がり続けるものという『思い込み』がありました 。
今は違いますね。新車と同じで新築物件は時と共に値下がりするようになりました。
値下がりありきで、賃貸できる物件を探して手に入れて、月々の家賃収入で利益を出していくのが現在の不動産投資法です。
これから人口が減少していく中で、よほど良い場所でなければ、
入居者が退去した場合に次の借り手の確保が難しいし、買ったときよりも高くに売れるかどうかもわかりません。
また、現金が必要になって売ろうとしても買い手が見つからない限り現金化はできません。
デメリットやリスクや悪のイメージが強いため、参入することを控える人が多いのでしょう。
成功している不動産投資家の特徴
成功している不動産投資家、大家さんはセミナーや本などで勉強してから不動産投資の世界へ飛び込んでいます。
不動産の知識をフル活用すれば、空室をすぐに埋めることだって可能です。
また、不動産は誰でも儲かると思っていると痛い目にあいます。
そんな簡単に儲かる話はありません。
10年以上不動産業界にいてもなお、怖い時があります。
1件目を買う時はそれはもうドキドキで夢にまで出てきます。
逆に正しい知識を持っているとそんなに手間がかからずに収益を出せます。
人間的には、社交性がある人が向いています。
不動産は勉強が欠かせませんが、何をするにしても行動力が大事です。
不動産に限らず 色んな事に好奇心があり、行動力がある人は不動産に限らず、仕事でも、恋愛でも成功しています。
20代OL不動産投資の始め方【体験談】
まず、身の丈にあったローンにしましよう。
1億とか借りてしまうと失敗したときににっちもさっちもいかなくなります。
私の場合、20代後半でワンルームマンションを2戸同時に決済しました。
当時のローンの返済額は5万円程度です。
新卒OLに毛が生えたくらいの年収でしたが、実家暮らしでしたので、
仮に空室が発生した場合でも、月々5万円なら銀行に滞納することなく返していくことが可能です。
実家暮らしで、月々5万円のローン返済なら破産することも死ぬこともありません。
そのくらい安全に不動産投資をはじめましょう。
もちろん空室が極力発生しない物件を選びましょう。
儲かる話ならなぜ不動産屋は自社で運用(投資)しないのか
不動産を所有している会社もたくさんあります。あのマクドナルドだって、不動産収入がメイン収入ですからね。
それは大前提としてさておき・・・
儲かる話ならなぜ不動産業者は自社で投資物件を買わないのか。
1.回収時間の問題
自社で不動産を建築し、数年間賃貸に出して家賃収入で建築金額を回収していては時間がかかりすぎます。
なので、一般投資家に売却して、早く投下した建築費用の回収をしようとします。
そして、次の物件を購入して、売却して利益を出して・・・と、同じ流れになります。
売主の回収時間の短縮ということで、長い目で見れば一般投資家も いずれ投下資金を回収し、利益が出ます。
これが健全な取引です。
2.悪徳業者問題
不動産投資をやっている業者の中には悪徳業者も存在します。
不動産投資物件の悪徳業者は、投資物件を高く売りつけることによって暴利をむさぼろうとします。
例)今現在「家賃8万円」で入居中の区分所有マンション
8万円という家賃を基準に「表面利回り10%」として計算しますと、売買金額は960万円です。
「利回り10%なんてすばらしい・・・購入しよう!!」と買主が現れます。
売買契約も決済も終わって数週間、「入居者退去」ということになったらどうでしょう?
「運が悪い」と思いますよね。 というか、もしそう思うなら、カモです!!
その入居者は売主の関係者なのです。関係者とは知り合いの場合もあるし、ひどい場合には悪徳不動産会社の社員という場合も。
「売却が決まるまで、家賃は表面上は8万円だけど、相場の半額で、そこに住んでていいよ~」とでも言って住まわせます。
そして、その関係者が退去して、一般的に入居募集をかけたら家賃8万円どころか、6万円でも入居希望者がみつからない・・・という流れです。
しかし、それが詐欺なのか、
本当に家賃8万円で一般の人が入居していて、たまたま運が悪く、退去していったのかを立証するのは困難でしょう。
この物件の適正家賃が5万円だとしますと、年間60万円の家賃収入なので、
その業者が利回り10%で購入したとすると、その購入金額は600万円です。
600万円だ購入した物件を960万円で売却するので、360万円の利益になります。
悪徳業者にカモにされないよう、注意してくださいね。
悪徳業者は賃貸借契約書の偽造なんて簡単に行いますよ。
解決法:適正な家賃相場を見極める力を身につける(近隣業者ヒアリングやsuumoの閲覧等)
不動産投資初心者の正しい知識の身に着け方
まずはアマゾンや楽天で評価の高い不動産本を最低20冊は読んで勉強して下さい。
・サラリーマンの人が書いた本
・オーナーのみやっている人が書いた本
・リフォーム中心の本
・築古物件中心の本
色々あるので自分に合った物を読むと良いと思います。
本では最低限の知識をインプットできます。
その後、本質を学ぶために懇親会付の不動産セミナーに参加し実際成功している人と数多く話をして情報入手するのが良いと思います。
間違っても勧誘の電話や宣伝をしきりにしているような業者は避けた方が良いでしょう。
良い業者程、宣伝はしておらず、クチコミだけで買いたい人の行列ができています。
成功している人に聞くのが一番です。
このブログに書いてあること、なんとなく全部理解できてからじゃないと不動産投資は厳しいです。
業界では専門用語だけでなく、法律用語、税金の知識など幅広く備えていないといつ騙されてもおかしくありません。
くれぐれも気を付けましょう。
それでも不動産投資が怖いならペーパーアセットを
不動産投資はリスクやデメリットもが多く、
値段も値段なのでなかなか手を出すのに 勇気がいるのだと思います。
それに比べると株や投資信託の方が簡単だし手軽にできます。
最近は不動産以外もリスク分散で海外投資信託(複利年10%以上とすごく良い)、金投資、副業等もやっています。
不動産だけでなく、分散投資したほうが確かです。
幅広い知識をつけて、一緒に脱サラしましょう♪